部分点だけで6割越え合格の今年の大学入試数学
泉野塾 塾長です。
ケアレスミスで点数を落として自信をなくす生徒さんが多くいます。
先日、今年合格した卒塾生が遊びに来てくれました。
合格発表の時に数学が1問も答えがあってなく受かると思っていなかったと話をしていたことで、2次試験の成績開示を見せてくれました。
数学は答えまで出したのが1問で、その答えも間違っており、あとの3問は答えにまで辿り着いていない。
いわゆるゼロ完です。難化している現在の大学入試では完答すること自体が困難です。
実際の点数は200点満点で6割越えで、総合点でも合格最低点を大きく上回っていました。
逆に言うと答えがあっていてもプロセスが間違っていれば0点です。
つまり思考過程の優秀さが評価されたわけです。
一方、プラスマイナスの間違いで0点にする例を高校の定期テストなどで見かけますがこれに関して私はいつも強い疑問を持っています。
ケアレスミスを軽視しているわけではありません。過大に評価しないだけです。
いろいろな大学の成績開示を見ていますが実際の大学入試の採点は数学では本質的ではないところでのケアレスミスでの減点は軽微と思われます。
問題解決に至る思考過程がいかに重要かがわかります。
本質は一次データを見ないとわかりません。誰かの評価や意図の入った2次データでは見えないことが多くあるからです。
保護者の皆様も点数ばかりいうのではなく答案の中身を見て下さい。
点数だけ見て厳しすぎる言葉をかけることは生徒さんの自己評価を不要に下げてしまうことにつながりかねません。
最悪のケースでは手っ取り早く点数を取るために思考プロセスを省いた解説丸暗記に向かうことも稀ではありません。
大学入試で高得点を目指すのであれば単純に答えを合わせに行くのではなく方向性を意識した思考中心の学習が必要であると思います。
私は新規でお問い合わせ面談では必ず数学の答案をご持参して頂き拝見しています。
そこに学習全般における姿勢、思考が強く現れているからです。
