模試でA判定を取ってくれないと応援できない??

泉野塾 塾長です。
最近毎年のように聞く話で、どうも進路指導と呼ばれる学校の面談で言われる様なのです。
「模試で良い判定を取らないと応援できない」と受験生本人にこの時期におっしゃる高校の先生ががおられる様です。
一生懸命頑張っても点数に反映されないことは受験生の悩みナンバーワンです。
何かしら原因があるはずです。その何かを一緒に探す努力もせず。「応援できない」とはどう言う心理でしょうか。
この話はあくまでまた聞きですが、この類の話は受験生本人だけではなく保護者の方からも毎年かなりの頻度で聞きますので憂慮しています。
なぜかと言いますと。学校の先生の言葉はご自分で思われているより当事者に刺さるからです。
要するに芽を摘む表現なのです。
応援できないのはなぜでしょう。
力はあるのに模試で苦戦している生徒ほど応援しなければいけないのではないですか。
ある意味一貫しています。
プラスマイナスを⑴で間違えたらそれ以降の数学的考え方は正しいのに白紙と同じ0点にする。
要するにミスや失敗がよほどお嫌いなのだと思います。
やって失敗して恥をかくくらいなら何もしなくても良い。あるいはその方がマシだと思っているのかと思います。
ケアレスミスとよく言われます。
しかしですよ、ちゃんとケアしてもミスしますよ当たり前ではないですか。人間ですから。
そのミスや失敗が全て次のステップへの糧となるのではないですか。
それに対して異常にマイナスの評価を与える。
まるで失敗することが非常に悪いことであるかの様に、変でしょ?
先生自体が失敗を恐れてお仕事をなさっているのでは、と思ってしまいます。
失敗を恐れて何もしなければ何も変わらないのですが。
大学受験はリスクの塊です。
それでも自分の目標達成のための頑張っているわけです。
誰が応援しなくても私は全力で応援しますし、みなさんの能力も信じています。
模試の数字みたいな当てにならないものを根拠にしていません。直接見て知っていますから。
焦らずに、周りの声に耳を傾けすぎない様に取捨選択して下さい。
Youtubeをはじめとして、もうこういう無責任な煽りは聞き流しましょう。
自分の合格確率を高めることだけに専念して下さい。