何を「やらないか」の重要性について

ほとんどの高校では期末テストも終わり、皆さまおつかれさまでした。
受験生はここからが本格的な受験生活が始まります。
生徒さんや保護者の方からも「何をしたらいいですか」と聞かれます。
YouTubeを始め,さまざまなメデイアからあふれ出てくるのは「する」ことばかりです。
実際にサクシード何周とか、全ての問題をやることが美徳であるかのように言われています。
しかし、学習にとって極めて大事なことは「何をやらないか」を決めることだと思っています。
その動画を見たり、インスタ巡りをして本当にストレスが発散されていますか?
その解説のその部分のみを解読して何が得られますか?
ちゃんと考えて取捨選択していますか?
拾うばかりで捨てることをせずに学習効果はあがりません。
受験には「志望校合格」という明確な目的があります。
司法試験や公認会計士などの難関試験ではほぼ全員が予備校に行きます。
独学をしている人もほぼ全員が予備校のテキスト等を利用しています。
理由は簡単です。
目的達成のために必要不可欠な部分に焦点を当て、他の部分は思い切り省くことによって学習効率を極限まで上げないと合格できない試験です。
そして予備校はそのノウハウを持っているからです。
当然大学入試のプロである私も持っています。
目的から逆算して、まずはやらないことを決めることもトライしてみる価値はあると思いますがいかがでしょうか。
2025年07月02日 11:58