偏差値100の塾です
先日当塾生のデータのチェックをしていましたら,極めて珍しい偏差値を発見しました。
偏差値100です。
巷で言われている言葉で言いますと。「当塾は偏差値100の塾です」ということになりますね。
みなさま納得なされますか?
模試で偏差値100を取る生徒が在籍しているのは事実です、
しかし,それが当塾の実力というわけでもありません。
ではその人が真に偏差値100の力があるのかと言えば、偏差値60や70の時もありますし。
このような偏差値になるのにからくりがあります。
偏差値100は満点をとってもほぼ取れません。
平均点が異常に低いテストでいい点数をとった場合、こういうことになります。
進研模試のように40万人くらいの高校生が半ば強制的に受けさせられればちょっとでも難しくなれば、青チャートの例題レベルの問題でも悲惨な平均点になります。
当人の力が上がったのもあるかもしれませんが流石に偏差値で40は上がるものではありません。
「珍現象」です。
要するにこの偏差値は「特定」の試験で「個人」がたまたまいいパフォーマンス示したという一時的現象に過ぎません。
それを「高校」や「大学」のランク付けに使う人が多数います。
その理屈で言いますと、「泉野塾は偏差値100の塾です」金沢市ではダントツの塾です。
嫌になります。
偏差値〇〇の大学と煽るのは全て営利目的でしょう。
それに乗っかる方はよほど序列かがお好きなのでしょうね。
このように当てにもならない数字を「データ」に基づいてとか言う感覚は私はゼロです。
受験生個人をもっと尊重して、そのひとの希望を叶えるために全力でサポートすることが私のミッションだと思っております。
2024年11月21日 13:54