東大・医学科に合格する方法。
泉野塾塾長です。
塾の講師を大学1年からしています。その当時からほぼ高校生のみでした。
卒業後、世間的には一流と言われる企業に数年間勤めましたが、それ以外は大学受験専門の講師をしています。
気がつけばやがて30年近くになります。
自慢ではありませんが大学入試一本で、しかも英国数物の4教科の本格的な授業を一人でする講師は金沢市では私一人だと思っています。
他にいらっしゃいましたら。すみません。
数学は数Ⅲまでします。
物理も全範囲します。
現代文・古文・漢文・英語の長文・文法・英作文すべてします。
英文法の直前総チェックははテキストなしで口頭で高速授業をします。
大学受験の専門塾・予備校では、わからない問題単発の質問に答えるようなことは無料でしますので、そういうものは授業とは呼びません。
私がいう授業は「本格的」な、受験生の力を確認しながら行うものです。
何を言いたいのかと言いますと、私は塾界の「大谷翔平」です。ということではありません。
(誰も言ってくれませんので自分で言ってしまいます。笑)
そうではなく、これだけ長く、そういう講師をしていますと、当然のことながら、東大・京大・医学科の合格者を、 多数担当し、その教科も複数にわたっていますので、総合的に見てどういう姿勢の受験生がそれらの大学に受かりやすいのかぐらいは、直接肌で感じることができるつもりですということが言いたいのです。
よく東大合格のためのノートの取り方とか、時間の使い方とかそういう勉強法が巷に氾濫しています。
ノートは嘘でしょう。(笑)
きちんと色分けしている人、走り書きのメモ、小さい字で詰め詰めに書く人、ノートを半分におってきちんと書く人、升目を無視して書く人。もう全員違います。
これは好みと性格上の問題で、自分で知識をきちんと体系化できていれば何でもよいのです。
時間の使い方も様々です。
いつ見ても数学しかしていない人。
逆に、いつ見ても社会しかしていない人、きちんと計画を立てて全科目する人。
これも様々で、性格上の違いとしか言いようがありません。
やるべきことの優先順位がそれぞれ異なりますので、それがわかっていれば学習科目の偏りはあって当然かと思います。
むしろ、自分がすべき事の優先事項を把握し、それに対応しながら、それでも学習ルーティンは 守る事が大切です。
外見的な学習スタイルだけまねしても自分に合っていなければ意味がないわけです。
自分にピッタリ合った勉強方法を見つけて、知識を体系化する。
つまり知識のメリハリをつける。
要点のみ押さえて、その他の部分は要点を洗練させるために使い、削ぎ落とし、問題解決に集中する。
雪だるまのように膨れあがった統一 性のない知識は受験にとってはむしろマイナスです。
スポーツでも体全体に力を入れているといいプレーができません。
私は剣道をしていましたが、手で力を入れるのは竹刀を持つ左手の小指と薬指だけです、その他の部分は 力を抜いて、いわゆる遊びを作っておかないと複雑な動きに対応できません。
これはどんなスポーツでも同じでしょう。
勉強も同じです。
ざっくり言いますとそれだけです。
それができればどこでも合格します。断言します。
坊主をかけてもいいです。
もう一つありました。
一番大事なことは「その大学を受けること」です。
当たり前だ!と石が飛んできそうですが、これが意外と難しいものです。
大半の受験生は最初から無理と決めつけて諦めていますから。
「受ける」だけでも強い意志が必要なのです。
行きたい大学に行くために本気で考え悩み、努力してやり抜く。それしかないのです。