大学入試現代文で満点を!

泉野塾塾長です。
センター試験まであと一ヶ月余りとなりました。
以前にも書きましたが、一番短期間で得点をあげることが可能な科目の筆頭は「現代文」です。
それが「センター試験」であろうが「二次試験」の記述であろうが同じです。
社会や理科のような科目の方が上がりやすいと思われる方が多いでしょうが、それは高校入試レベルの話です。
知識の膨大さと知識間の相互関係の複雑さを考えますと、平均点以下から短期間で満点はなかなか難しいですね。
しかし、現代文は違います。
まず、知識がいりません。
大学入試の国語は「語彙がないと読めない、高得点が取れない」という試験ではありません。
筆者の意見をしっかり「受け止めて」その要点を歪めずに他者に正確に「伝える」ことができるか。
小説家の「演出」の目的を「理解」し、「味わい、楽しむ」ことができるか。 これがうまく問われている試験です。
センター試験も二次試験も、歴史を重ねて、現在は完成度の高い試験になっています。
特にセンター試験の国語は、受験生だけではなく、将来の受験生、あるいは我々のような予備校、大学受験専門塾の講師、高校の先生方も含めますと、一千万人以上の目に触れます。
それに耐えうる客観性を持った試験になっています。
つまり、「価値観は人それぞれだから」といういい加減なごまかしが出題者には許されていないわけです。
あらゆる価値観を持った数千万人の人が納得する言葉を言えますか?
センター試験の出題者の方はそれを毎年問題として作っておられるのです。
ということは、他の選択肢との比較で、紛らわしい選択肢は存在せず、日常会話ができる程度の語彙力があればだれでも満点がとれるということなのです。
実際、当塾の国語の過去の受講生はほぼ全員が200点満点の二けたぐらいからスタートしていましたが、過去8年間で受講者の全員が模試で160点以上に達しています。
速い人は1週間で点数が倍になります。
本気で勉強して、1週間で国語のマーク模試学年300番台から1番になった人もいます。
特に珍しくもありません。
そういう試験なのです。
単にそれまでの現代文に対する姿勢が定まっていなくて得点に結びついていなかっただけなのでしょうね。
程度の差はありますが、まともに現代文を「読み解いた」経験のある高校生がいかに少ないかということだと思っています。
なかには語彙力が「えっ?」と思うような(笑)受験生もかなりいました。
大丈夫です。
それでも本試験で9割取る人もいましたから。
語彙が特に増えたとは思いませんでしたが(笑) 文章を細切れにしたり、接続詞や傍線部の前後にとかキーワードがどうのこうのとかそういう裏技も何もありません。
合格体験記で触れてくれている方がいますのでご覧下さい。
筆者の主張に真摯に耳を傾け、自身の価値観を保留して、「評論」と「小説」の文章作法の違いに気を付けてフェアに読み、素直に設問に答える。
これだけです。
私の国語の授業の自慢をしたいわけではありません(笑)
受験生にとって国語、特に現代文は夢のある科目です。
ということをこの時期に受験生の皆さんに是非知っていただきたいと思い書いています。
現代文に限らず、この1か月での得点の「爆上げ」は可能です。 楽しく充実した受験生活になることを心から願っています。
頑張れ受験生!!