国公立大学 2次試験に向けて。
泉野塾塾長です。
2次演習も終わりに近づき、塾での演習も調整という感じになってきました。
昨日の物理演習で使用した2021年度最新の東京大学物理の問題についてお話ししたいと思います。
まずは私の涙ぐましい準備の痕跡をご覧ください。
今回こそは、とことん解説することができる。と思っていたのですが。
みなさんの出来がよくて、大問2コンデンサーの問題少しと、大問3の運動量のベクトル差の図形的処理の解説のみで全部消化です。
全く残念ではありません。
嬉しいです。(笑)
受講生のレビューは、「物理としての難しさはなく、漸化式や図形などの数学的根気が必要」ということでした。
私もほぼ同感です。
付け加えますと、どの大学のどの教科にも共通して言えることですが、威圧感にやられて方向を見失わないことが最も重要かと思います。
2018年ノーベル賞受賞の「光ピンセット」をテーマにした問題です ノーベル賞受賞レベルのものを大学入試で味わうことができるのは受験生の特権です。
今回も優秀な物理受講生の皆様のおかげで準備の努力が90%無駄になりました。 無事にゴミ箱行きです。
一言言っておきます。 誰でも解けるものではありません。
z会のデータは次のとおりです。非常に貴重なデータです。
https://www.zkai.co.jp/todai-exam/sagatsuku/butsuri/ から引用させて頂きました。
東京大学理類の合格者の平均的学力でもこんなものです。
合格最低点ではなく合格者の推定平均点です。 半分取れていないのですよ!
大学入試の2次試験の出題傾向が数年前から変わっているのに気がついていないか、まだ十分対応できていないものと思われます。
チャンスでしょ!!
7〜8割以上解けたみなさんは本当に力があります。
大学入試問題を見たことすらないくせに知ったかぶりして不安を煽る自称専門家には理解できない世界にみなさんはいます。
周りの雑音など気にせず自分を信じましょう!
自信を持って勢いよく進んで下さい!!