京都女子大学家政学部生活造形学科・中西葵さん(錦丘高校)
私は晴れて、一番行きたかった大学・学部に合格することができました。今振り返ると、これは挑む姿勢、日々の過ごし方、本番の調子など、少しずつ違っていたら成し遂げられなかったことかもしれません。私が合格を勝ち取れたと思う要素は様々ですが、一つに学校・学部への強い気持ちと誇りがあったことです。私は昔からデザインに興味がありましたが、何度か自分がデザインを学ぶことに自信を失ったり、やりたい気持ちが本当なのかわからなくなってしまうことがありました。しかし、実際にオープンキャンパスで目にしたことや、デザインプロジェクトの企画に足を運んだりして、本当にやりたいことを再確認しました。先生が常におっしゃっていた「自分が行きたい大学に行くのが一番ですよ」という言葉が私をいつも応援してくれていました。もう一つは学習面ですが、とにかく基礎を大事にすることです。よく基礎なんて簡単だという言葉を聞いたりしますが、基礎基本はしっかり丁寧に学習すれば難問も解けるようになるということです。これは私個人の話ですが、私は英語が得意だと思って慢心していました。しかし、文法やイディオム、語法など、改めて問われると知識の曖昧さに気づきました。【ネクステージ】のやりこみや、塾の授業の終わりの【みんなで○問連続正解するまで帰れま10(帰れまテン)】がとても効きました。勉強はある程度分かってくると楽しいものだな、とも思いました。本番の数学では、私の嫌いな苦手問題がでました。初めは頭が真っ白になり問題を飛ばしましたが、ここで諦めたらダメだと思い、塾で何度も練習したこと、先生の「問題はあなたたちを怖がらせるために上から襲い掛かってくるわけではないのですよ。それを解けば合格するのです。解いてあげればいいのですよ」という言葉を思い出して、なんとか鉛筆を走らせ、解き切りました。合格発表の日。晴れ渡る青空の下で開いたスマートフォンの画面に出た《合格》の文字は、本当にうれしいものでした。泉野塾に入り、先生に出会えて本当に良かったです。多くの緑や周りの人々、環境に支えられて無事に受験を終えました。それらへの感謝の気持ちを忘れず、今から始まる新生活も頑張っていきたいと思います。
2019年03月25日 18:58