青山学院大学経済学部・山下一貴さん (泉丘高校)
受験を通して僕が感じたことや、周囲を見て気づいたことについて書こうと思います。まず、良かったと思ったことは『早い時期からの英語の完成』です。1、2年、遅くても3年の夏には基本の文法、語彙を完璧にしておくことをおすすめします。英語は国立私立、文系理系関係なく入試において合否に高く影響する科目ですが、短期間で急激に成績をあげることはできません。単語帳を使ったり、塾、学校の授業で扱った問題の分からない単語をノートにまとめて後で確認することで語彙力を高め、文法は塾のテキストの答えを隠して覚えるまで繰り返す、という勉強法を続けていたら僕は英語の成績を伸ばすことができました。当たり前のことのように思えますが、実際のところ周囲を見るとセンター直前になっても単語帳を必死に覚えようとしている人が多く基礎を早い時期に固める大切さを痛感しました。そして、悪かったなと思ったことは勉強をしっかり習慣化することができなかったことです。具体的に述べると一日の勉強時間が多いときは10時間あったけどしないときは0分といった風なことがが受験期になっても続いていた、ということです。こういった生活が続いていると生活リズムが崩れ健康面にも問題が出てくるし、計画通りに勉強が進みません。僕はこの生活のせいで数学は基礎の勉強すら怠り、数学が出来ないまま入試本番を迎え事実痛い目に遭いました。こうならないためにも一日の中で何時から何時までは勉強するんだ、と決めてそれが習慣化するまで続ける努力をするべきだと思います。僕の周囲だけかは分かりませんが、勉強の習慣化が出来ている人たちは皆志望校に合格していました
2015年03月21日 18:10