大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類 R・Kさん (二水高校卒)
私は高校入学当初、成績はクラスで下から数えて数人目、全く勉強していませんでした。高校一年の冬になってようやく本気で勉強を始め、高校二年でクラスで真ん中くらい、なんとかみんなに追いつくことができました。それでもまだまだ満足な成績ではなく、もっと頑張らなくてはいけない、そして丁寧に責任を持って指導してもらえる塾に通いたいと思うようになり、高校三年進級前の春休みに泉野塾に入塾しました。 入塾前は今の成績で見限られないだろうかと心配していましたが、現時点での目に見える点数や判定なんかで判断されたことは一度もありませんでした。先生はとても丁寧で親切な授業・質問対応・アドバイスをしてくださり、時にユーモア溢れるお話を、時に心から叱ってくださいました。その他にも私たちの合格のためありとあらゆるサポートをしていただきました。 志望大学と学部がなかなか決まらなかった私がここしかありえない!と思ったのが高校三年の12月、遅すぎました。自宅浪人を決め、浪人生活が始まってからも先生には「あなたは在塾生のままですから」の言葉と共にたくさんお世話になりました。分からなかった質問の解説、教材の貸し出し、模試の結果を見てアドバイスをしていただいたり、勉強面でも精神面でも大きな支えになりました。 泉野塾という環境と、先生のおかげで私は第一志望の大学・学部に合格することができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。最終的に推薦入試での合格になりましたが、模試でもA判定を取って浪人生活を締めくくることができ、とても満足しています。浪人生は成績が伸びない、自宅浪人の成功率は数パーセントだ。やっぱりそんなことはなかった!自分を信じてよかったと思いました。 最後に、あまり参考にならないかもしれませんが、言いたいことは3つです。 第一に自分のことは自分しか分かりません。学校の先生などにこうしなさいと言われたこと、たくさんありました。そういう時は一度受け止めてから自分に合っているか、本当にそれでいいのかをきちんと考えるべきです。全て鵜呑みにしてそれに従うのではなく、取捨選択することも大切だと思います。そしてぶれない自分なりの勉強方法や考え方を確立することも重要です。第二に確かな目的、目標を持つことです。正直、浪人生活は現役時に比べてあまり辛くありませんでした。おそらくその理由は、明確な目的や目標が定まっていたからだと思います。ゴールが定まれば自然とやるべきことが見えてきます。行き先の見えない勉強ほど苦しいものはありません。第三に絶対に妥協しないこと、諦めないことです。今どんなに成績が悪くても関係ないし、今から始めても絶対に遅いなんてことはないはずです。みなさんも自分の限界を定めたりしないで、自分なりの勉強を続けてほしいと思います。