福井大学医学部医学科・稲津広貴さん(泉丘高校)
NEW 僕は高校一年生の夏ごろ泉野塾に入塾し、数学と英語の授業を受講していました。 僕が高校時代に最も苦しんだことは進路決めでした。僕は高校三年生の秋ごろまで明確な進路を決められずにいました。 医学科を目指すという選択肢が頭になかったわけではありませんでしたが、医学科は自分の能力では合格することができないだろうと諦めていました。しかし、最終的に医学科を志望することができたのは小坂先生の後押しがあったからだと思います。 僕は、医学科を志望して受けた模試の全てにおいてE判定で、担任教師には、面談する度に「お前に医学部はむいてない。」や「お前の人生だから受けるのは自由だが、今年は絶対に経験にしかならないぞ。」といったようなことを言われていましたが、小坂先生だけが自分ならいけると後押ししてくれていたと思います。今になって思うと、先生の応援がなければ、学校で無理だからあきらめろと言われたときに医学科を目指すことをあきらめてしまっていたと思います。 僕は、大分大学医学部医学科を前期試験で受験して不合格となり、福井大学医学部医学科に後期試験で合格しました。正直に言えば、後期試験で合格という結果が得られたのは運という要素が大きかったからだと感じています。しかし、その運を引き寄せることができたのは、自分自身が最後まであきらめなかったからだと思います。 最後に、前述したように僕は最初から医学部を目指し、計画性をもって勉強していた訳ではないので、勉強法について特にアドバイスすることは特にありません。 ですが、強いて言うならば、既に志望校が決まっている人は早い時期から赤本を使って、自分の志望校の過去問を調べ、自分のゴールを明確にしておくべきだということです。 受験生の皆さんには、自分の夢を諦めることなく、第一志望に合格することができるよう頑張ってほしいです。
2023年03月31日 19:29