筑波大学人文・文化学群 日本語・日本文化学類 R・Fさん(二水高校)
一年浪人して、筑波大学に合格しました。 私は高校一年の段階で既に授業に着いていけず、数学に関しては、常に赤点にすら届かないレベル。それなのに焦りも感じずやる気もなく、学年末の成績はクラスで下から三番目でした。 高校二年の夏、ビリギャルに影響され、高校から直接通える距離にある個人塾を探し、泉野塾に入塾しました。 私は物分かりが悪く、簡単な質問を何度もしてしまうのですが、先生は、私が問題を咀嚼・理解するペースに合わせて、何度も粘り強く分かりやすく説明してくださいました。私にはそれが一番ありがたかったです。マンツーマン授業のおかげで、勉強にも積極的になり、数学の成績は八十点代まで伸び、他の教科の点数もそれに付随して上がっていきました。 高校三年の夏期講習。記述式国語の授業は、大学の過去問を解き、ホワイトボードに自分の解答を書いて生徒と先生とで添削し合う、という形式でした。最初は自分の解答が評価されることが恥ずかしかったのですが、自分たちの解答を客観的に見つめて過不足や誤りを見つけていく作業は、用意された模範解答に沿って丸つけする作業よりも、はるかに有意義で楽しかったです!先生がよくおっしゃっていた「フラットな目線で文章を読み解いて、理論に沿って解答を作る」力を養うことが出来たと感じました。授業を受けて、国語に対する認識が覆ったようにすら思えました。 その後も自習室に篭もり、ひたすら勉強しましたが、力及ばず、現役時代の受験は不合格という結果に終わりました。 浪人することを決め、四月からは周囲に合わせて予備校に通い始めました。ですが、一対多の授業形式は私には合わず、授業の内容がなかなか頭に入らないため苦労しました。そこで、夏頃から予備校と並行して泉野塾の記述式国語を受講しました。 志望大学と夢が定まっていたので、私にとって浪人はあまり辛いものではありませんでした。むしろ浪人したからこそ学べたこともたくさんあったので、今となっては良い経験だったと感じます。ですが、予備校選びは慎重に、そして周囲の人に流されて怠けないようにすることが大切だと思います。また、十分な睡眠時間を確保すること。夜更かしして勉強するくらいなら早く寝て、翌日の勉強の質が上がるようにした方が良いと思います。 私は授業や先生との雑談を通じて、問題の解き方だけでなく、人の価値観の違いや、すべての教科に共通するモノの見方など多くを学ぶことが出来ました。叱られることもありましたが、成績が奮わない時には励ましてくださったり、私の進路や夢を応援してくださった先生や、塾の環境を整えてくださった先生の奥様には、本当に感謝しています。 最後に、自分が大学で何を勉強していきたいのかを明確にすることがモチベーション維持のポイントだと思います。受験勉強はつらいこともありますが、体調を管理し自分を信じ、たまには息抜きして頑張ってください!
2016年03月27日 15:51